
赤ちゃんや小さなお子様のいるご家庭で活躍するジョイントマット。
集合住宅や戸建てで数多く採用されている6畳間のお部屋に敷き詰める場合、何枚のジョイントマットが必要になるのでしょうか?
せっかく購入するのだから、なるべく過不足のない商品を選びたいですよね。
本記事では、
・前半にジョイントマットの大きさや6畳間に必要な枚数
・後半でおすすめのジョイントマット4選
を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
レギュラーサイズと大判の大きさの違い
ジョイントマットのサイズには、大きく分けてレギュラーサイズと大判の2種類があります。
レギュラーサイズ:一辺が30cm前後
大判サイズ :一辺が60cm前後
レギュラーサイズと大判サイズでは1辺の長さが倍違います。
つまり、大判サイズ1枚でレギュラーサイズ約4枚分ということになります。
六畳間で必要な枚数は?
六畳間といっても日本には4通りのサイズがあることをご存じでしょうか?
大きい順に、京間、中京間、江戸間、団地間です。
これは、各地方で使われる畳の大きさによって部屋の大きさに差が生じることが理由であり、ご自宅がどの畳を基準に間取りを設計されているかは確認が必要となります。
それぞれの畳の概要などは以降で解説するとして、ひとまず各畳の面積とジョイントマットの必要枚数の一覧表をご紹介します。
畳の種類 | 6畳間の面積 | レギュラーサイズ | 大判 |
---|---|---|---|
京間 | 10.94平米 | 約122枚 | 約31枚 |
中京間 | 9.93平米 | 約111枚 | 約28枚 |
江戸間 | 9.27平米 | 約103枚 | 約26枚 |
団地間 | 8.67平米 | 約97枚 | 約25枚 |
京間と団地間の間にはレギュラーサイズで25枚ほどの差があることがわかります。
ご自宅の間取りがどの畳を基準に設計されているか、きちんと確認する必要がありますね。
続いて、それぞれの畳の概要と面積、ジョイントマットの必要な枚数について解説します。
京間
京間は西日本を中心に使われています。
畳1枚の大きさは1.91m×0.955mであり、6畳間の面積は10.94m2となります。
この面積から算出されるジョイントマットのおおよその必要枚数の目安は以下の通りです。
- レギュラーサイズ(30cm四方):122枚
- 大判サイズ(60cm四方):31枚
ただし、部屋の形などによって壁際などはマットを切って使用することになると思います。
そういったことも考慮し、やや多めに見積もっておくとよいかもしれません。
中京間
中京間は、その名の通り主に愛知・三重・岐阜で多く使われています。
畳1枚の大きさは1.82m×0.91mであり、6畳間の面積は9.93m2となります。
この面積から算出されるジョイントマットのおおよその必要枚数の目安は以下の通りです。
- レギュラーサイズ(30cm四方):111枚
- 大判サイズ(60cm四方):28枚
ただし、部屋の形などによって壁際などはマットを切って使用することになると思います。
そういったことも考慮し、やや多めに見積もっておくとよいかもしれません。
江戸間
江戸間は、関東を中心に静岡や北海道、東北などで多く使われています。
畳1枚の大きさは1.76m×0.878mであり、6畳間の面積は9.27m2となります。
この面積から算出されるジョイントマットのおおよその必要枚数の目安は以下の通りです。
- レギュラーサイズ(30cm四方):103枚
- 大判サイズ(60cm四方):26枚
ただし、部屋の形などによって壁際などはマットを切って使用することになると思います。
そういったことも考慮し、やや多めに見積もっておくとよいかもしれません。
団地間
アパートやマンションなどの集合住宅で使用されています。特に地域による違いはないようです。
畳1枚の大きさに一定の基準はありませんが、1.7m×0.85mのものが多く、6畳間の面積は8.67m2となります。
京間に比べると2m2以上小さく、かなり小さく感じられますね。
この面積から算出されるジョイントマットのおおよその必要枚数の目安は以下の通りです。
- レギュラーサイズ(30cm四方):97枚
- 大判サイズ(60cm四方):25枚
ただし、部屋の形などによって壁際などはマットを切って使用することになると思います。
そういったことも考慮し、やや多めに見積もっておくとよいかもしれません。
ジョイントマットを選ぶ際の注意点
ジョイントマットを選ぶ際には、大きさだけではなく厚さにも注意したいです。
特にアパートやマンションなどで防音を気にされる方は、2cm以上の厚手のものを選ぶことをオススメします。
筆者の自宅はマンションですが、防音性を重視して2cmのジョイントマットを使用しています。
完全に足音が吸収されることはありませんが、それでもカーペットに比べればかなり安心です。
こちらでレビューをまとめていますので、ぜひ参考にされてみてください。
6畳用おすすめジョイントマット4選!
6畳間に適したジョイントマットをご紹介したいと思います。
タンスのゲン:6畳 ジョイントマット 32枚 大判59cm

家具・インテリアで有名なタンスのゲンさん。
楽天市場のサイトにはリアルタイムの注文実績が報告されており、1分に1件以上のペースで注文が入っているようです。
厚さは20mmで、防音性能もΔLL-4等級*と問題ありません。
抗菌、防臭加工がされており、ホルムアルデヒドを含むシックハウス症候群対策も施されていて安心安全です。
床暖房に対応しているのも嬉しい特徴です。
色のバリエーションも豊富で、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。ぜひ、以下のリンクからサイトで確認してみてください。
(ちなみに、筆者が使用しているジョイントマットもタンスのゲンさんで購入しました。)
- 1枚のサイズ:59cm四方
- 厚さ:1cm
- 枚数:32枚
- シックハウス対策:あり
- 防音性能:ΔLL-4等級(旧1級)
(*ΔLL-4等級:人が走り回っても、聞こえはするが意識するほどでもない程度の音に軽減) - 色:ブラウン×ベージュ、モカ×ベージュなど多数
- サイドパーツ:あり
タンスのゲン:木目調ジョイントマット 32枚 大判59cm

こちらもタンスのゲンさんの商品です。
木目調のジョイントマットですので、床がフローリングのお部屋で雰囲気を壊したくない方にオススメです。
木目のバリエーションもウォールナットなど4種類もあるのが嬉しいですね。
こちらで紹介しているのは2cmの厚手のものですが、1cmのタイプもありますので用途やご予算に合わせて選ぶことが可能です。
- 1枚のサイズ:59cm四方
- 厚さ:1cm
- 枚数:32枚
- シックハウス対策:あり
- 防音性能:あり
- 色:ウォールナットなど4種類
- サイドパーツ:あり
- その他:すべりにくい加工
INTELOGUE:ジョイントマット 48枚 大判45cm

パステルカラーなどを中心に10色のデザインがあるジョイントマット。
大きさも45cmとレギュラーサイズと60cmの大判の中間のサイズですので、複数色でモザイク的に彩りたいときにオススメです。
色合いもほんわかとしていてお部屋の雰囲気が明るくなり、写真でも映えそうですね。
さまざまな色の組み合わせがありますので、リンク先からぜひご確認ください。
- 1枚のサイズ:45cm四方
- 厚さ:1cm
- 枚数:48枚
- シックハウス対策:あり
- 防音性能:ΔLL-5等級(旧特級)
- 色:10色。3色MIXと2色MIXでのセット販売
- サイドパーツ:あり
ニトリ:抗菌大判パズルマット30Pセット(約6畳用)
ニトリの大判のジョイントマットです。
実店舗がお近くにある場合は、ぜひ色合いや肌触りなどを実際に見て確かめたいですね。
枚数も30枚と多く、重さも10kg近くありますので、店舗でご購入の際はご自宅に配送が可能か確認されるとよいかもしれません。
商品のサイトはこちら
- 1枚のサイズ:60cm四方
- 厚さ:1cm
- 枚数:30枚
- シックハウス対策:あり
- 防音性能:ΔLL-4(旧1級)
- 色:2種類(ダークブラウン/ブラウン、ブラック/グレー)
- サイドパーツ:あり
その他
他にも可愛いテイストのジョイントマットもまとめておりますので、ぜひ参考にされてみてください。
まとめ
6畳間といっても住んでいる地域や家の形態によって大きさが変わること、それによってジョイントマットの必要枚数も変化することを紹介させていただきました。
本記事が少しでもお役に立てられれば嬉しいです。